お風呂に発生する汚れの種類
一日の疲れを取る、お風呂は汚くなっているより、少しでも綺麗な方がいいですよね。
そこでハウスクリーニングのプロが教える、いつものお風呂掃除にちょっとした手間を加えるだけできれいにする方法をお教えいたします。
お風呂場にはいろいろな種類の汚れが存在していますので、まずお風呂掃除を始める前に、お風呂場にはどんな種類の汚れがあるのかを知っておきましょう。
お風呂場にある汚れ
水垢
石鹸カス
カビ
ロドトルラ(ピンク色のヌメヌメしたやつです)
大まかに分けてもこれだけの汚れが存在しています。
なので、お掃除をする時は一つの洗剤だけでは、浴室全体の汚れを綺麗に落としきる事が出来ません。
少なくとも酸性のクエン酸の洗剤、アルカリ性の重曹の洗剤を用意しましょう。
今は100円均一などでも、クエン酸、重曹の粉が売っていますので、それをお湯で溶けば自宅でも簡単にエコ洗剤が作れます。
用意するもの
やわらかめのスポンジ
いらない歯ブラシ
床用のブラシ
サランラップもしくはキッチンペーパー
洗面器
クイックルワイパー
クエン酸
重曹
エタノール
などを用意しておけば、一通りお風呂のお掃除は出来ます。
では早速お掃除をしていきましょう。
水垢の落とし方
水垢は水分に含まれる、カルキ、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル成分が蒸発して残ったものです。
別名スケールとも呼ばれています。
水分がつく、水分が乾燥するを繰り返すと、白くカサカサしたものがつきます。
水垢が付きやすい場所としては、鏡、水栓、浴室のドア周り、浴槽の縁などです。
水垢はアルカリ性なので酸性の洗剤で落す事が出来ます。
クエン酸の洗剤をやわらかいスポンジなどにつけ、水垢に塗ります。
塗ってすぐに擦るのではなく、五分ほど放置してから、擦るようにすると水垢が除去しやすくなります。
酷い水垢は洗剤を塗る前に一度削り取らないと全てを取り切れません。
ヘラを用意して削り取ってから洗剤を塗りこみましょう。
一度で落ちなければ二度、三度と繰り返し少しずつ水垢を落していくと仕上がりがきれいになります。
間違っても落ちていないからと言って硬いスポンジや金たわしで擦るのはやめておきましょう。
傷だらけになり余計にお掃除に時間が掛かってしまいます。
石鹸カスの落とし方
実は石鹸カスと言っても数種類あるのですが、ここでは頭や体を洗った時に出る皮脂が混ざった、石鹸カスの説明をさせていただきます。
この場合の石鹸カスは油分を含んでいるので、酸性の汚れになります。
なので水垢の時とは違い酸性の洗剤ではなく、アルカリ性の洗剤を使用します。
落し方は基本的に水垢と同じで、お湯で溶いた重曹を汚れに塗りつけ、ラップを被せて、しばらく放置してから擦ります。
放置する時間は汚れにお応じて変える方がいいですね。
石鹸カスは壁、エプロンの蓋など低い位置につきやすいので低い所は重点的にお掃除しましょう。
ただし、ユニットバスの壁は非常に繊細で傷が入りやすいため硬い物で擦る事は出来ません。
カビの落とし方
浴室は湿度が高いため、非常にカビが繁殖しやすい環境です。
気づいたら色々な所にカビが生えてしまっている経験はあると思います。
カビは深く根を張ってしまうと完全に除去出来なくなるため、見つけたらすぐに処理をしてしまいましょう。
特にコーキングと呼ばれる、ゴムの部分は残りやすいので気を付けましょう。
コーキングの部分は歯ブラシに重曹洗剤をつけて、擦りましょう。
天井をお掃除する時はキッチンペーパーに重曹洗剤をつけ、クイックルワイパーにつけて天井に塗るようにすれば、目に入る事無く安全にお掃除できます。
ロドトルラの落とし方
聞きなれない名前ですが、ロドトルラはカビではなく、酵母の一種です。
カビよりも繁殖スピードが早いので数日で目に見えるほど増殖をしてしまいます。
そんなロドトルラですがブラシで擦ればすぐに除去することが出来ますが、目に見えなくなっても菌はまだ残っている為、すぐにまた繁殖してしまうので、エタノールを吹きかけて、きちんと消毒をします。
そうすればしばらくの間発生を防ぐ事が出来ます。
お掃除しても取れない汚れがあれば当社にお任せ下さい!
鏡についた、頑固な水垢もしっかり綺麗に落とします。
傷つきやすい壁についた頑固な石鹸カスの汚れもすっきり落してピッカピカに仕上げます。
お風呂の気になる汚れも時間を掛けて綺麗に仕上げます。
お風呂場の汚れでお困りの事があれば何でもお気軽にご相談下さい。